Sista-Kとの出会い☆その18

映画『たいようのドロップキック』のルーツを語る連載企画の18回目。
人間も18になるとほら、選挙権とかもらえる訳で…いやぁ、感慨深いっす。
自分を褒めてやろっと。w

前回は、Sista-Kが出演したLIVEイベントに顔を出して、そこで映画主題歌『Just like you』の彼女の生歌を聴いて、その歌のメッセージ性や素晴らしさを感じて終わりました。

それから時が過ぎました。

他に引き受けていた仕事をこなしつつ、【TEAM 9 NINE】メンバーでPVについて企画コンペを開催したり、忙しく時間を過ごしていました。ただSista-Kの動向はfacebookで確認はしていました。

ところがある時期、Sista-Kの投稿がパタリと止みました。
まぁ、人間誰でも忙しくて2、3日投稿しなくたって不思議ではありません。1週間、2週間…かなり長い期間、彼女の更新はありませんでした。

何かある。そう直感していた私は、そこで少し待ってみようと思いました。

私は距離感を大切にしているつもりです。
できてはないですけど、自分では言葉の通り、人には「間(ま)」ってものがあると思っています。
Sista-Kは人前では人懐っこく見せる人ですが、案外人見知りだし、バイブスで行動するタイプ。
そういう人が投稿を控えてる時って何かある。だから待ってみようと。

【TEAM 9 NINE】の会議でも私は
『そろそろ連絡取らないとな…。けどSista-Kがfacebookに投稿してないんよね、かなり長く。だから様子見てるんやけど…』
なんてメンバーと話していました。

そうこうしている間に、気がつけばおよそ1ヶ月以上の時が経ったある日、遂にSista-Kの投稿をfacebookで見つけました。自身の歌のPV撮影で踊ってくれたキッズダンサー達の写真がアップされていました。今だ!私はすかさずメッセージを送りました。

そして、強烈な後悔をすることになります。私は、何も知らない私は、

元気?最近FBの投稿全然なかったね。忙しかったのかな?そろそろPVの打合せをしたいと思うんですけど、どうですか?

そんな感じの文章を送りました。
Sista-Kからのメッセージには次のようなことが書かれていました。
癌で闘病していたお父さんが亡くなられたこと。その後、何もする気になれなかったこと。自分のPVの撮影をキッズダンサーたちが頑張ってくれた情報を見て、ようやくfacebookの投稿をしようと思えて投稿したこと。タイミングが良かったこと。。。

良くなんかない。胸騒ぎが的中していた。もっと早くに連絡すべきだった。
結局、間に合わなかった。お父さんにSista-Kの思いを、私たちの気持ちはPVって形で残るよという、Sista-Kの気持ちを形にして伝えてあげることはできなかった。

私は、久しぶりに強烈な残念と後悔を胸に刻みました。

To be continued!
【その17を読み返す】
【その19へ続く】

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