四天王寺さんでの揮毫動画☆

和プロジェクトTAISHI主催の【4.3 TAISHI 日本の誇り、和の精神を世界へ2020】の四天王寺での模様。

『四天王寺さん』大阪ではそう親しみを込めて呼ばれるお寺が
聖徳太子によって建立されたお寺であることは大阪人なら知っていて欲しいところ。

そもそも四天王寺の縁起は、太子伝説には欠かせない蘇我対物部戦争の折に遡る。
物部軍の手強い反撃により劣勢にあった蘇我軍に参加していた
太子の身にいよいよ危険が及んだ時、仏様に向かって
『もし蘇我軍を勝たしめたならば、仏様をお祀りする寺を作ります』
と願をかけたところ見事蘇我軍が勝利したという。
その約束を果たすべく建てられたのが四天王寺だという訳です。

まぁ、大阪の人ならばご存知のお話だと思いますが。。。

当時、四天王寺のある「天王寺」一帯は河内湾に突き出した上町台地の突端に位置し
海外から難波津(ナニワズ)に到着した来賓を迎える、
いわば「迎賓館」としても機能していました。

和宗総本山 四天王寺 南大門。24時間開かれているが、現在はコロナ感染拡大防止のために夜間は閉じられている。

そんな四天王寺で、聖徳太子が制定したとわれる「十七条憲法の日」
4月3日に「和を以て貴しと為す」という書を
奉納揮毫するというイベントが開催されました。

すでに先日、橘寺で開催されたのと同じ主旨で
和プロジェクトTAISHIが主催して行われました。

ここで「通」なら、『おや?』と思われることでしょう。

奈良県明日香村にある橘寺は、聖徳太子生誕の地と言われる場所にあるお寺。
大阪市天王寺にある四天王寺は、聖徳太子が建立したとされるお寺。

どちらも聖徳太子ゆかりのお寺という訳です。

このイベントは、他にも全国の23ヵ寺で開催されたのは前回も述べました。
高野山、比叡山もその中に含まれます。
他にも聖徳太子ゆかりの寺院は全国にあり
そうしたお寺を含めての23ヵ寺なのです。

そもそも和プロジェクトTAISHIの【TAISHI】は
聖徳太子の太子と、大きな志の大志、そして和の精神のアンバサダーとしての大使
の3つの【TAISHI】を意味しているそうです。

和宗総本山 四天王寺 中門、通称「仁王門」。この内側で奉納揮毫が行われた。

今、世界は新型コロナウイルス感染拡大により
未曾有の危機に瀕しています。
文字通り見えない敵との先の見えない戦いに
恐れおののき、混乱し、疲れています。
そのため差別や分断が横行し、心まで蝕まれはじめているかもしれません。

こういう今だからこそ、「和を以て貴しと為す」和の精神が重要だと
和プロジェクトTAISHI代表の宮本辰彦氏は語ります。

それを体現するかのように、その場には
日本アハマディア・ムスリム協会 日本本部長で主任宣教師の
アニース アハマド ナディーム氏が来賓として挨拶されました。

彼は来日してから日本語を習得し、今では漢字の読み書きができるほど
教養の深い人物です。

調和、強調、平和への思いに人種や国境、宗教すらも関係がないことを
体現しているかのようでした。

実際、去る2月23日には、世界三大宗教である
キリスト教(長崎市・浦上天主堂)
ユダヤ教(神戸市・関西ユダヤ協会)
イスラム教(愛知県津島市・日本アハマディア・ムスリム協会)
にて和プロジェクトTAISHIによって奉納平和揮毫が行われています。

四天王寺西門に沈む夕陽。この夕陽の美しさから一帯を「夕陽丘」と呼ばれる。この西門はかつて「極楽浄土の東門」といわれた。

そうして四天王寺では、
和の精神の伝達とコロナ禍終息への祈りを込めて
和宗総本山 四天王寺 執事 吉田明良氏が法楽を行い
書家 前田龍雲氏が迫力の奉納揮毫を行われました。

その様子を造詣社様とA la video様のご協力を得て、撮影させて頂き
弊社にて編集しYOU TUBEにて配信しております。

約43分の動画です。
是非その思いを少しでもたくさんの方に感じて頂ければと思います。

※KAMUI ENTERTAINMENTでは、今後も【和プロジェクトTAISHI】の活動を応援していきます。
イベント撮影にご協力いただけるカメラマンの方を募集しております。
ご興味のある方はご連絡ください。

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