Sista-Kとの出会い☆その5

映画『たいようのドロップキック』のルーツについて語る連載企画…ってもう5回目なんスカ?!
早くない?!(^^;;

ここまでひっぱりにひっぱりましたが、今回こそいよいよですw

上方・わが町ショートシネマコンクールで二十才のお酒チームが受賞

『二十才のお酒』チームの受賞風景。

2016年11月6日(日)、シナリオ・センター大阪校創立40周年記念企画【上方・わが町ショートシネマフェスティバル】第1部のコンペティションにおいて、私・日浦が演出・撮影監督を務めた作品『二十才のお酒』が観客の投票によって最優秀作品に選ばれたことは前回お伝えしました。

本人たちも含め、誰も予想していなかった結果に驚きを隠せなかったのを今でも覚えています。

商店街との交渉や段取りとチームを引っ張ってこられた蔵所さんはじめ、あの酷暑の中の撮影を共に頑張ったチームの皆さんの満足げな笑顔がそこにありました。

そうしてトロフィーと賞金20万円が手渡され第1部は終わり、第2部も終わり、、、まぁ、主旨はイベントの話ではないので割愛いたします。(^^;;

そうして後日、12月に入ってだったと思いますが
『二十才のお酒』チームの打上げが淡路商店街にある居酒屋で開催されました。

その日は土曜日で、当時まだシナリオ・センターのクラスを受講していた私は、自分の受講するクラスと時間が重なっていたため、クラスが終わってから参加させていただきました。
シナリオ・センターのある南方駅から阪急線で淡路駅に移動し、お店に駆けつけると、もうすっかり場は出来上がっていました。

何故か私は『監督!』と呼ばれ、席に案内されました。
そこに見知った顔がありました。子役の松田花くんとその祖母・博子さんです。
撮影からはずいぶん時間が経っていましたし、フェスティバルでも挨拶程度でお話しするのは久しぶり。久々に色々と話をしていたんですが、そのすぐ近くに見慣れない顔がありました。
それがSista-K、その人でした。

そう。彼女は松田花くんの母親で、その日は弟のてんくんも一緒に参加していました。

でもその時は子役のお母さんという認識で、一応レゲエを歌ってるとかそんな話はしていたんですが、多分お互いにそんなにこれからの事を意識していたということは無かったと思います。

まぁいってみれば、その日は「それだけ」でした。

まぁ、色々話す中で、
今回の作品への出演がきっかけで
花くんの演技が変わったとテアトルアカデミーでも評価されたとか、
オーディションに受かったとかの近況報告を聞きつつ、
話は『カレーが大好き』という話になり、
私も無類のカレー好きだったので、
『じゃあ、映画で頑張ったから今度カレーを食べに連れてってあげるよ』
と話すと彼はすかさず
『約束やで!』
と大声で返してきました。

この『約束やで!』という台詞は『二十才のお酒』という作品のラストカットで、台本には無かったのですが、私が付け加えたカットの台詞でした。それを知っているその場の大人たちは大笑い。メールの交換もして本当に連れて行くと約束してその日は別れました。

年が明け、メールでお互いの日程をやり取りして1月のある日、天満橋のテアトルアカデミーさん近くのカレー屋に松田花くんを連れて行くことになりました。

その日は弟のてんくんのテアトルでのレッスン日で
てんくんがレッスンしている間にカレーを食べに行く、そんな感じでした。

そして、その日が、今回の映画『たいようのドロップキック』にとって
運命の日となるのですが…

To be continued(やっとこ入口に立ったかな?)w w w
【その4を読み返す】
【その6へ続く】

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