Sista-Kとの出会い☆その9

映画『たいようのドロップキック』予告編もついに120秒バージョンの公開まで来ました!
早く劇場公開日程をお知らせできれば!と汗をかいております(((o(*゚▽゚*)o)))

さて、映画のルーツを語る連載企画の9回目。

お父さんとSista-Kの手

天満橋OMMビル地下連絡口付近でSista-Kの息子さん、松田花くんとてんくんの二人が楽しそうにじゃれ合っています。そして、彼女の歌う『Just like you』という歌は、彼ら息子たちに向けたメッセージソングだというところまで前回お話ししました。

Sista-Kはその後、お父さんの話をはじめました。当時、お父さんは末期癌との闘病生活を送っていました。シングルマザーである彼女の息子たちにとってはお爺ちゃんなのですが、お父さんご本人は「父親」だと思っていたと言います。

その証拠として、その8年ほど前、病院で癌を宣告された時、お父さんが主治医の先生に向けてこう言い放ったそうです。

 

『先生!ワシの子供、まだ小さいねん!何とか大きくなるまで生かしてくれ!』

お父さんと花くんの手

「ワシの子供」。正確には「孫」なのですが、娘しかいない松田家にとって待望の男子だっただけに、お父さんにとっては自分に息子が産まれたと思っておられたようで、思わず「ワシの息子」ということになってようでした。

そんなお父さんが、癌と闘いながら、愛する「息子」たちに日々の生活の中で語りかけたり、あるいはSista-K自身も父親から受けた教えを息子たちに伝えるために、この『Just like you』という歌に思いを込めました。

彼女の中に「1週間で曲と詞を仕上げる」ということになった時、湧き上がって来た言葉やメロディをたった1時間で仕上げてしまったのが『Just like you』だったんです。

しかし、実はもうひとつ、彼女が歌で息子たちに思いを伝えなければならない理由がありました。それは…To be continued!

【その8を読み直す】
【その10へ続く】

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