関西初上映☆短編映画『大きな木になりたい』

平成30年の夏、私たちはとても過酷な5日間を過ごすことになりました。

外ロケでは灼熱の太陽に睨まれ、
内ロケでは冷房のスイッチを切った室内プールという
温度も湿度もありえない環境での撮影。

そんな中で緊張に包まれた撮影が進んでいく。

伝えるべきことがある作品というのは
役者も一人ひとりが何かを背負ってそこに居ることを自覚しています。
だから、高い要求にもよく応えてくれました。

その汗の結晶がこの作品
短編映画『大きな木になりたい』です。

元々東京の恵比寿に本拠のある
特定非営利法人 日本移植支援協会様から
講演会に参加者される皆さんに
より現状を理解して貰うためのツールとして
監督の日浦が企画・提案して実現した作品でした。
そのため、撮影も製作も全て関西で行われましたが
上映はすでに東京で行われています。

それがようやく、撮影・製作した関西で上映されます。
5月31日(金)〜6月2日(日)までの3日間、
浄土宗大蓮寺塔頭 應典院・本堂にて
(大阪市天王寺区下寺町1-1-27)
計4回の上映を行います。

大きなホールのため、まだまだお席に余裕があります。
大阪近郊に居られる方は、是非この機会にご覧いただければと存じます。
※上映イベントの詳細はこちら※

キッカケは確かに日本移植支援協会様の講演会用ツールですが
我々製作者としては、まず答有りきで製作してはいません。

今、世間では大切な人の命が
理不尽にも奪われて行く事件が後を絶ちません。

「その時」は誰にでも起こり得る現実であることを
悲しい報道が私たちに否応なく突き付けてきます。

この作品が、より多くの方に大切な人の命を、
生きるということを考えるキッカケになって頂ければと
切に願います。

短編映画『大きな木になりたい』
企画・製作・監督 日浦明大

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