Sista-Kとの出会い☆その8
映画『たいようのドロップキック』のルーツを語る連載企画の第8回。
はじめる時、5回ぐらいで終わろうと思ってたんですが(^^;;
悪い癖で、ノって来るとついつい止まらなくなるというかw w w
さて、天満橋OMMビルの地下連絡口で私とSista-Kは立ち話していました。
最初は息子である松田花くんを映画で頑張ったご褒美にカレーをご馳走してあげて
その後、母親であるSista-Kにお返ししてそれで帰る、それだけのつもりでした。
いや、もちろんその後、この話の後、私はちゃんと帰りましたよ。
その前に用事がったので西中島には行きましたけども。
決してここからロマンスが始まるとか、そういうお話ではないので
変なご期待はされませんように。あ、してないかw w w
レゲエシンガーをしているSista-Kから
PV(プロモーションビデオ)制作のことを聞かれて
ああ、仕事の話になるのかな?と期待してたら
事務所でもう作ることになっていて、監督も決まってるという話で
心の中で、全力ズッコケをしたところで前回は終わりました。
ただ、彼女には作りたいPVがあるようでした。
基本的に彼女、Sista-Kは「バイブス」で話す人で
順序立てて人に説明するのは超苦手です(ここはきっぱりと)w。
「私、今度iTunesで曲が配信されるんです」
それが今回の映画主題歌となる『Just like you』でした。
この曲は、ある人が作った「Riddim」(レゲエ用語。詳しくはリンクからWikiでご確認を)をベースにして、色んな人がメロディと歌詞をつけて歌うという企画に参加する形で作られたもので、Riddim作者の事務所がまとめてiTunesで配信されるということでした。
レゲエ業界に詳しくない私には、最初よくわからなかったのですが、要するに同じ曲(これはRiddimであって曲ではなかったのですが)に歌詞とアレンジを入れて色んなアーティストが歌ったものをまとめて配信するんだな、ぐらいな理解でした。
ま、この話は本題ではないのでこれぐらいの理解で充分です。なので先へ進みましょう。
この歌には特別な意味がありました。実は、彼女はこの歌を1週間ほどで仕上げたそうです。この企画に参加するか問われた時、締切がもう1週間後で、やると決めた以上やり切るしかないという状況でした。ただ、時間のない中、何かテーマを拾ってきたり、勉強したりして詞を掘り下げて書くような余裕はない。やるなら、自分の中に日頃からあるモノを詞にするしかない。
そこですぐに浮かんだのがこの『Just like you』だったそうです。
この歌の冒頭には
My life is all of you.
君に伝えたいことがあるんだ。
My little boy friend.
という語りがあります。
これこそがこの歌の全て。そう。今、天満橋OMMビルの地下連絡通路で私とSista-Kの周辺で楽しそうにじゃれ合って遊んでいる二人の少年・花くんとてんくんに宛てた歌、それが『Just like you』だったんです。
To be continued!
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【その9へ続く】