映画『沖縄戦の図』は観るべき映画★

本作監督・河邑厚徳監督へのインタビューのフルバージョンです。是非、こちらもご覧ください。

1945年、昭和20年。太平洋戦争に終止符が打たれました。
しかし、残念ながら戦争というのは、号令一下で始まるのに、号令と共にすぐに終われない場合が多いのが現実です。
特に連絡手段が少なかった当時、戦火に見舞われた現地では状況がわからず混乱が続いていました。

最後の激戦地となった沖縄はその最たる場所で、その混乱が多くの人命を失わしめました。

そのことを伝えているのが、本作・ドキュメンタリー映画『丸木位里、丸木俊、沖縄戦の図 第14部』です。
本作は、画家である丸木位里、丸木俊夫妻が最晩年に取り組んだ大作の図画、全14部からなる『沖縄戦の図』が
どのようにして生み出されたのか?丸木夫妻の生前の活動を知る人たちや
または生前の二人へのインタビューも含めて構成され、まさに彼らが何を観て、何を考え
何故、この作品を残すに至ったかを知ることができる珠玉の作品です。

我々日本人は、今の平和を享受できているその根っこの部分に
沖縄での多くの同胞の結末があったという事実を知るべきだし
それを知った上でこれからの平和を築いて行かなければならないと
私は思います。

幸いにも、花夢on MATERIALというYouTube番組で河邑監督にインタビューする機会をいただきました。

どうして本作を作ったのか?その意図やその製作の過程について一端をお聞きすることができました。
是非、一人でも多くの邦人に本作に触れてほしいと思います。

本作の上映が1月12日(金)〜15日(月)まで大阪・谷町にあるマイクロシアターMATERIALタニマチであります。
詳しくはこちらのリンクからご確認ください。是非、この機会にご覧ください。
おすすめの作品です。

秋日朗

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