「コロッケ」だけではありません★
映画『ともる』のロケ地のひとつであるサカイミートショップこと、酒井精肉店さん。夕方ともなるとお肉やコロッケをはじめとする揚げ物を目当てに行列ができる人気店。
劇中では、主人公・瑠凪(るな)と父親との思い出の場所として登場します。
親娘二人揃って美味しそうに食べるシーンは劇中でももっとも微笑ましいシーンなのですが、実はこのシーン、豪雨の中の撮影でした。
撮影初日となった4月29日は大雨が降ったり止んだりの繰り返し。しかし、それでも撮影できたのはファミリーロード商店街のアーケードがあったお陰でした。
アーケードの屋根に激しく雨が降り付ける音はしていましたが、録音部で収録可能との判断が下されたため撮影が可能になりました。でなければ、商店街の中さえも撮影できないとなると、もはや絶望的な状況だったのです。
そんな中、我々を元気付けてくれたのも間違いなく「コロッケ」でした。進まない撮影と雨で気温が下がり、長時間上着がないと震えるほど寒い現場(監督のみ全く寒がらなかった)でしたので、暖かいコロッケが私たちを癒してくれました。
そして、物語の中でもこのコロッケはとても重要な役割を果たします。是非、1月20日はプリズムの小ホールでその意味をご確認下さい。
ちなみに、上映会の最後に【大抽選会】が企画されています。その中でこのコロッケの引換券がプレゼントされますので、是非期待していて下さい♪
ちなみに…監督の日浦は撮影当日、コロッケ以外にも「トンカツ」を買いました。しかし当日に食べられず、翌朝食べることに。そして驚いたのは、2日目のトンカツなのに、全然脂っこくなく、サクサクして美味しかったこと❣️それ以来、日浦はトンカツも必ず買うようになったのでした。
(文:秋日朗)