短編映画『大きな木になりたい』
短編映画『大きな木になりたい』の1シーン。主人公・樹(たつき)と母・由加が大きな木の下で大切な話をする。

【相手を思う”思い遣り”が大切な命を繋ぐ】
 岡部樹(たつき)9歳は、スイミングスクールの選手コースで頑張る小学生。ある日、同じスクールに通う川井芽来(めぐる)9歳とプールサイドでぶつかってしまう。彼女は心臓が悪く、心臓移植をするためにドナーが現れるまで水中歩行リハビリをしていた。大人たちが騒然とする中、出会った二人は互いに認め合うようになる。
 病状が悪化してスイミングで倒れてしまう芽来。それ以来、姿を見せない芽来を思い遣る樹は、ドナーの重要性に気づく。
 運命の歯車が動き出す時、二人とその家族に選択と決断を迫る。

【臓器移植というテーマ】
 医療問題の中でも「臓器移植」というテーマに真正面から取り組んだ作品です。
 年間、およそ10000人を超える人々が臓器を必要とし、およそ500人ほどが静かに息を引き取っているという現実の中で、臓器移植といった時に必ず避けることの出来ない「脳死」の問題も含めて本作品では取り組んでいます。
 なぜ、ドナーが容易に見つからないのか?とりもなおさず、それは国内で移植医療を難しくしているという現実をも突きつけてきます。この問題を9歳の小学生とその親の視点で描くことで、率直な疑問や複雑な感情を投げかけて来る本作品。多くの命が、開かれるべき未来を手にできますように。そんな願いがこの作品には込められています。

【上映会イベントについて】
 KAMUI ENTERTAINMENTでは、短編映画『大きな木になりたい』の上映会を開催して行きたいと考えております。上映会を通じて、この「臓器移植」という問題を超えて、ご自身を含めた大切な人の命について考える時間を是非共有していただきたいと考えています。
 命は有限です。しかも全員が長寿を全うする訳ではありません。ただ道を歩いているだけで、ただお店でお茶をしているだけで、突然運命が狂ってしまうことが現実としてあります。その時がいつやって来るのか、誰も予期することは出来ません。今、健康だから、まだ若いから、運命はその意味で平等に不運を運びます。その時が自分に訪れるのか、自分の大切な人に訪れるのか、誰にもわからない以上、この作品に触れていただくことはとても大切なことだと考えています。
 一人でも多くの方に、この作品をきっかけに「命」「命を繋ぐ」ということについて考える機会を持っていただければと切に願います。

【STAFF & CAST】
CAST
<Chapter 1、2>
岡田篤哉、高谷月姫、川上麻衣子、堀本歩美
川末敦、小林舞、阿部達雄、長壁吾郎、江田清美、本田大輔、北島嘉織、小峠篤司、糸数あやか、堀 陽花、演 美雪

(子役)宇都宮 天、北川栞衣、嶋陽大、高原悠成、谷口 凛、東谷侑汰、松田花、村尾音藍、渡 祥恵
<Chapter 3>
小林舞、成廣典恵、古川輝明、香蓮、中原 基、井邊大晃、前田浩志、ハリーヨシダ
(子役)安倍里依紗、宇都宮 天、末次寿樹、谷口 凛、松田花
STAFF
企画・製作・監督 日浦明大
脚本 細原 梓(Chapter 1)、大和玄紀(Chapter2)、熊本智和(Chapter3)
医療監修 高原史郎(大阪大学 大学院医学研究科 教授 / 先端移植医療学)
監修助手 塩見一成(学校法人 日本教育財団 大阪医専)、伊藤朋子(同左)
助監督 長壁吾郎、熊本智和、浦崎一也、三宅一平
撮影 木根森 基  撮影助手 嶋村雄輝
照明 平田タカヒロ、西村智之、中本智大
録音 上田香奈子、田代博司、荒木祥貴
整音 上田香奈子
音響効果 荒木祥貴
製作補 大地朋子、高橋邦夫
製作部 西薗修也、中間正隆
衣装・スタイリスト shyu shyu du chaleur
メイク 小林直美(あんだんてbeauty)
ロケ協力 大阪フィルム・カウンシル学校法人 日本教育財団 大阪医専、大阪市八幡屋公園事務所、大阪市大正区役所、大阪市立下福島プール、地元ナビ.com
協力 テアトルアカデミー日本放映プロプロレスリング・ノア
製作協力 TEAM 9 NINE合同会社TEAM MATERIAL
製作 KAMUI ENTERTAINMENT 特定非営利活動法人 日本移植支援協会

主題歌 『大きな木になりたい』
    作詞・作曲・歌 香蓮(Island music.,ltd)
    編曲 harryfaoki(Island music.,ltd)
挿入歌 『哀たい』
    『花のように、風のように』

    作詞・作曲・歌・ギター 香蓮(Island music.,ltd)