名波佳美(ななみよしみ)42歳。はるかの母。佐山智彦とは、佐山の借金のために離婚しているがあくまでも戸籍上のことであり、事実上佐山の妻。
夫・佐山が”おっちゃん“の真似をして人助けしようと無茶をしても自分が働いて家を支えている。
ただ、佐山が家を出てからは、昼夜仕事に追われて娘のはるかとの時間が取れずにいることを申し訳なく思っている。
【名波佳美役・花香まちからメッセージ】
最初、佳美という人物は、夫に離婚され、1人で子育てをし、パートを掛け持ちで、自分の時間を持つことも出来ない、幸薄い女性だと思っていました。
しかし、演じていくうちに、佳美は、静かに仕事をこなし、反抗期のはるかを大切にし、家族の為に去って行った夫に文句も言わず、夫の事を理解することが出来る、とても強くて優しい女性だと気付きました。その包容力こそが、佳美の魅力であり、私にピッタリの役柄だったと思っています。
是非、佳美の見た目の雰囲気だけでなく、奥底に秘められた女性の力強さと優しさを感じ取って頂けると、幸いです。